今日もいい日だったと思えるように。
受験生に向けて

高校受験に失敗したけど、落ちてよかったと思っている20代会社員の話

早大卒25歳会社員のざくです。

私は、高校受験に落ちた経験があります。

当時はものすごく悔しかったものの、今となっては私の人生に欠かせない経験になっています。

今回は同じように受験がうまくいかなかった学生の皆さんの少しでもお役に立てればと思って、自分の経験を書きました。

なんとなく決めた志望校

中学生だった当時、やりたいこともなく、「勉強しておけば親も何も言わないし、将来も安心でしょ」と思考停止状態だった私。

目標もなく、だからといってなにもしないのが不安だから、とりあえず勉強をしていました。

志望校が決まったのは中学3年生の冬で、当時のクラスメイトの中でもピカイチで遅かったです。

そもそも夏ごろまで想定していた受験校はもう1ランク上の学校を志望していたんです。

でもとにかく失敗するのがこわくて。

当時は高校受験に失敗したら人生おしまいだ、お先まっくらだ、くらいに思っていました。

だから自分にとって、受かるであろう学校を選んだつもりでした。

時間があれば、先生たちに「私受かると思いますか?」と聞いて回る。

「うん大丈夫でしょ」と言われて安心。

そして努力はあまりしないという、先生たちからしたらきっとうざかった生徒です(笑)

自分の得意不得意なども特に考えず、とにかく言われたことをやればいいと思っていました。

勉強が手につかない

そんな感じでとにかく失敗するのがこわかった私。

勉強していると不安で、何にも頭に入ってこない。

できていないこと、現実を見れない。

先生のところに行って、「大丈夫だよ」と安心材料をもらう。

そして何もしない。いやできない。

それが私の受験1か月前くらいの状態です。

今思い返しても、情けないし、つらかったです。

なんとなく予想はしていましたが、やっぱり不合格でした。

気を遣う周りの人たち

そこからはもう最悪すぎてあまり覚えていません。

塾や学校の先生、友だち、みんなに気をつかわれました。

とりわけつらかったのが母親との関係です。

母は振り乱して、「うちの子が認めてもらえないなんて」と泣いたり、私に「どれだけお金かかったかわかる?」と言ってきたり。

母へお申し訳ない気持ち。

志望校に行けた周りの人が憎かった。

でも、そんな風に思ってしまう自分が一番嫌い。

しばらく「受かっていたらこんな気持ちになることもなかったのに」とたらればを考え続けました。

そして、何よりも、自分の課題をきちんと見据えて最後まで勉強していたら受かっていたんじゃないかという悔しさ。

全力を出し切らないで失敗した悔しさ、挑戦することから逃げた惨めさは二度と味わいたくないと強く感じました。

結局自分が進むことになったのは、大学の付属高校でしたが、絶対に付属大学には進まない、大学受験こそは自分の力で合格をつかみ取って見せる、と誓いました。

ベターでもいい

暗い気持ちで行った高校の入学式。

周りも話を聞いてみると、第一志望の高校に落ちた人ばかりでした。

なんとなくあきらめモードの教室のなかで、担任の先生が言ってくれた言葉が今でも忘れられないです。

「これからの人生で何度もベストの選択じゃなかったのに、ということはある。でも君たちはベストではなくベターだったとしてもここの学校を選んだ。選んだのだからここで一緒に頑張ろう」

先生の言っている内容ももちろん共感できました。

でも何よりもうれしかったのが、ベストではない=第一志望ではない高校だと先生もわかっていながら、一緒に頑張ろうと言ってくれたことがうれしかったです。

あの先生の言葉のおかげで、落ちた自分を先生にさらけ出すことができたし、ありのままの自分で、素直に自分を表現していいんだと感じました。

もう一回頑張ろう、と決心しました。

早く失敗できてよかった

かれこれ高校受験の話は10年ほど前のことです。

それでもあのとき、失敗していなかったらというのは今でもたまに考えます。

だけど、受験に落ちていなかったら、私は自分はなんでもできる、社会は簡単だと誤解していたと思います。

今の自分があるのはすべての経験があるから。

心無いことを言ったり、否定してくる人がいたとしても、自分で自分を傷つけることだけはやめてください。

あれだけ失敗するのがこわかった私も失敗しても、なんとかなっています。

今はつらくても、必ずあなたの力になってくれる経験になります。

私もあなたに負けないように頑張ります。

一緒に頑張りましょう♪

また、高校生活については、MARCH付属高校に行ったけど内部進学せずに外部受験した話でお話していますので、よければご覧ください。