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趣味の時間を楽しむ

車いす利用の友だちと過ごして驚いた瞬間3選

観光業界から福祉業界に転職した20代会社員のざくです。

私が車いすを使っている友だちと一番最初に知り合ってから、約5年。

食事に行ったり、時に競馬を見に行ったり(笑)、色んな場所に出かけました。

今では、彼女以外にも何人か車いす利用の友だちがいます。

ずっと健常者の世界しか知らなかった私が、車いす利用者と一緒に行動していて驚いたエピソードを今回は3つご紹介します。

①駅って必ずエレベーターがあるんじゃないの?

ときはさかのぼって、私が高校生のとき。

当時、使っていた最寄りの駅は比較的ボロボロでした。

もちろん、エレベーターはなし。

そんな駅で急にエレベーター工事と多目的トイレの工事が入りました。

母いわく「法律が変わった」とのこと。

このことから、「駅には必ずエレベーターがある」と私は思っていました。

しかし車いす利用の友だちと東京・山手線のとある駅で「○○駅に行きたい」と伝えたところ、「外回りのホームにエレベーターはないから内回りで行ってください」とのこと。

要は、ぐるっと一周している山手線で遠回りをして、と言われてしまいました。

駅にエレベーターをというのは、のちのち調べてみると、”義務”ではなく、”努力目標”だったようです。

ここで私は、「もっとバリアフリー化を進めよう!」と主張したいわけではありません。

(もちろん進めばいいなとは思っています)

私が言いたいのは、結局目的地に到着するのに、健常者よりもとても時間も労力も必要だったということ。

たとえホーム等にエレベーターがあってハード面のバリアフリー化が進んでいたとしても、スロープを出してくれる駅員さんが忙しくて30分以上待った、なんていう話も聞きます。

友だちのなかには、時間がかかることを見越して、必ず待ち合わせ時間の30分前には到着するようにしている人もいます。

それだけ大変な思いをして私に会ってくれていることに感謝しつつ、多少待ち合わせ時間に間に合っていなかったとしても気長に待ちたいなと思っています。

②押さないで!

車いすを使っている友だちがいると伝えると「介助してるんだ」と言われます。

ときには偉いね、みたいなことも。

私も車いすを使っている友だちと出会った当初は手伝う気持ちでいっぱいでした。

イメージとしては上の写真のような感じです。

最初のころ、何をしてあげたら相手の役にたてるんだろうという不安がありつつ、「どうお手伝いをしたらいい?」「後ろから押そうか」と聞きました。

そうしたら、「大丈夫」と返されました。

私はびっくりしました。

。。。

確かに人によっては、トイレのお手伝いをしたりすることも確かにあります。

でも、基本は何もしなくていい、というのが驚いたことの2つめです。

相手が何をしてほしいか、というのは人それぞれなので、手伝ってと言われるまで待ちます。

以前ミライロの垣内さんの講演を聞きに行った際に、自分でもできることを「お前の分は俺がやっておくよ」と言われるのが切なかった、とおっしゃっていました。

友だちになかには「後ろから押されるのが嫌で、車いすのハンドル部分を切断した」なんていう人もいます(笑)

(もちろん押してくれたらうれしいという車いすユーザーもいると思うので、この点は誤解しないでほしいです。)

”友だち”なんだから、介助される側、する側とは違いますもんね。

ただ、私は困ったとき、助けてほしい時に言いやすいように、というのは心がけています。

例えば、トイレ介助が必要な友だちには、2時間に1回くらい、「トイレ行かなくて大丈夫?」と声をかける、のような感じです。

③真ん中を歩く理由

東京・自由が丘の街を歩いていたときのこと。

自由が丘って、おしゃれな街ではあるものの、車道と歩道が分かれていなくて、意外と車がビュンビュン通ります。

結構危ないです。

そんな狭い道を私の友だちは車が通る中、中心をとおっていました。

「危ないから端を歩きなよ」と声をかけると、「端は左右の高さが違うから移動しづらい」とのこと。

確かに、道路の端っこよりも、道の真ん中の方が道が平らなんですよね。

端は排水管などをよけたりと、コントロールが難しいそうです。

だから、道の真ん中の方が移動しやすい。

真ん中を歩いている車いすユーザーがいたら、事情があるんだなと理解したいです。

知らないことだらけ

車いすを使っている友達と一緒にいると、わかったふりをしていることがたくさんあることに気づかされます。

自分は何もわかっていないと理解をして、話をゆっくり聞くこと。

相手に合わせること。

同じ人は二人といないのだから、決めつけず、どんな人と接するときもお互いの心地よいを探っていきたいです。

今日もいい日でありますようにー。