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著者・古市さんのイメージが変わった!保育園義務教育化を読んだ感想

ざく
ざく
古市憲寿さんって、TVでよく見るけどドライな人だなあ…

正直社会学者の古市さんに対して、そのようなイメージを持っていたのですが…。

そんななか偶然こちらの本を目にしました。

ドライなイメージの古市さんが教育や保育についてどんな意見を持っているのか気になり、読んでみると、意外と温かい人であることがわかりました(笑)

「古市さん、ごめんなさい」ってなりました(笑)

保育園義務教育化とは?

まず、本の題名にもある保育園義務教育化について。

その名の通り、すべての子どもが保育園・幼稚園に通うことを義務化するというもの。

古市さんはそう主張しています。

その理由として、「現代は母親の育児負担が重すぎること」や「女性の社会進出推進の重要さ」などを掲げています。

「現代は母親の育児負担が重すぎること」

これは私が保育園等で働いていても、とても強く感じることです。

  • 仕事をする。(時短である分頑張らないとと気を張っているお母さんも多そう)
  • 園にお迎えに行く。
  • 子どもの栄養や食べやすさなどを考えながらご飯を作り、食べさせる。
  • お風呂に入れる。
  • おむつを替える。
  • 寝かしつけ。
  • 連絡帳を書く。

etc…

子どもがいない私が帰宅後にやるべきことをぱっと想像しただけでもため息が出そうです。

しかも、思うように子どもは動いてくれない…

お母さんって本当に大変だなと思っていました。

保育園に通っている場合も大変ですが、専業主婦でずっと一緒に家にいるのも別の大変さがありそうです。

古市さんの友人の小脇美里さんは

「答えのない無理難題を与え続けられる」

と育児を表現しているそうです。

これはとてもしっくりくる表現…

命を見守ることの重さを感じます。

お母さんと子は一体なのか?

そんなに頑張っているお母さんなのに、

「保育園に預けるなんてかわいそう」

と言われることがいまだにあるそうです。

これにはびっくり。

子どもの全責任をお母さんは負わなくてはならない、と思っている人が多い。

保育園に行くことを一いっそのこと義務化して、そのような社会の目からお母さんを守ろうと古市さんは主張しています。

「国が義務化しているから、保育園に通っているんです。」

悲しいけど、確かにそういえば何も言われないはず。

そもそも、保育園へ預けることの社会のイメージも変わるはず。

子どもとお母さんは1つではない。

1つだと考えている人が多いから、電車で子どもが泣くとお母さんをにらむ人がいるし、しつけができていないと考えられてしまう。

お母さんだからって子どものすべてを理解しているわけでもないし、別の人間ですもんね。

当たり前だけど、意外と忘れがち。

保育士さんは馬鹿?

保育士は馬鹿でもなれる。

そんな風に思っている人、意外と多いのではないでしょうか。

専門家はもちろん、社会の人たちも、低年齢時の教育が大切だと気づき始めているのに、なぜ保育士だけ年収が低いのでしょう?

この本によると、学校の先生の年収の半分以下というデータもあるのだとか。

日本でも高学歴シッターのクラウンシッターなどが最近出てきました。

保育士さんはただ遊んでいるだけではない、と声を大にして言いたいです。

知らなくていいと思っていた。

古市さんのイメージが大きく変わった1冊でした。

保育園を鳥の目で、ちょっとだけ俯瞰出来た気分です。

読んでよかったです。

古市さんはTVで子どもを嫌いと発言したこともあるそう。

でも、嫌いではなくただ知らないだけだったと語っています。

ちなみに、巻末には膨大な参考文献が。

やっぱり有名になるような人は日々勉強しているんだなと感じます。

このリストからまた本を選んで私も勉強していきたいなと思いました。

お母さんや教育関係者だけでなく、むしろ子どもを”嫌い”と思っている人に読んでほしいです。