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あっという間に読める長編小説!『悪魔の種子』のあらすじと感想

もともと遺伝子組み換えに興味があったものの、

ガッツリ理系な専門書は読みづらいなと思っていました。

そんななか、ネットで見つけたのが『悪魔の種子』。

買うまで浅見光彦シリーズと言うことも知らず、

シリーズを読んだことがなかったので心配でしたが、

楽しめました。

ただ、登場人物が多く頭がこんがらがってしまうところがあったので、

私なりに人物相関図をつくってみました。

ネタバレにあたるので、最後に載せています。

あらすじ

秋田県南地方の西馬音内。

西馬音内盆踊りの真っ最中に不可解な死に方をする男性が現れます。

この男性は秋田県から遠く離れた茨城県の農業研究所で働いていることがわかりました。

そして、同じころ、新潟県の同じく農業研究所で働いている男性も、

湖で水没ししているのが見つかりました。

一見関係なさそうに見えた2つの事件が複雑に重なり合い、

農業に関わるさまざまな人や団体の利権や欲望が少しずつ明かされていきます…

農業に関わる歴史が面白い!

ちょこちょこ、土地の歴史などが出てきてきます。

物語と直接関係のないものもあったりして、むしろ私はそこが面白かったです。

例えば、秋田県の大潟村はもともと湖だった場所が約852億円をかけて、

水田農業のモデルとなる干拓地に生まれ変わりました。

ここでたくさんお米をつくろうとしたものの、少し経つと国は減反政策に移り、

村民たちが翻弄された歴史などが語られます。

興味を引くような、分かりやすい説明なので、

自分でももっと調べてみたいなという気持ちになります。

肝心のストーリーは?

もちろん、お話自体も面白いです。

単行本で、あとがきを含めず374ページあるので、

一見かなり読了まで時間がかかるように見えます。

でも、おもしろくて先が気になってしょうがない!

私は3日ほどで読み切りました。

私探偵の光彦と秋田の山根部長刑事の絡みが特に好きです。

探偵と刑事はほかの小説ではいがみ合っているイメージですが、

この小説では協力しあっていて面白い

と、私は感じました。

他も読んでみたい!

浅見光彦シリーズは今回この作品が私は初めてだったのですが、

他の作品も読んでみたいと強く感じました!

ところどころで、

「光彦は過去の事件で○○についても詳しくなった」

みたいな記述があるので、次に読んでみたい小説も出てきます。

このシリーズを読んでいると自然と歴史に自然と詳しくなれそうです。

また別の作品を読んで感想アップしますー。

【ネタバレあり】人物相関図

汚くて申し訳ないのですが、一応作った相関図も載せておきます。